ラーメン工場を見るとちゅうでちょっとよりみち。 小麦粉(こむぎこ)のお話です。
小麦粉の原料(げんりょう)となる小麦は、 おもに海外から輸入(ゆにゅう)されています。現在は、おもにアメリカ・カナダ・オーストラリアから輸入されており、ラーメンにはアメリカ・カナダ産の小麦が多く使用されています。
船で輸入された小麦は、港にあるサイロに保管され、国の検査を受けたあと、製粉工場(せいふんこうじょう)にはこばれます。
製粉工場では小麦をロール機に入れて粉砕(ふんさい-こなごなにすること)します。
粉砕されたものは、ふるいにかけられ「粉」と「ふすま(小麦の表皮-こむぎはうすい皮につつまれています。その皮のことです。家畜のえさに使われます)」に、わかれます。 この作業を、くりかえして、小麦粉ができあがります。
製粉工場では、食品の安全に充分(じゅうぶん)注意し、衛生的(えいせいてき)な方法で製粉を行っています。 製粉された小麦粉は、粉サイロに保管され、その後、ふくろづめされます。また、小麦粉タンクがあるところにはバルク車という専用の車で運ばれます。
写真および資料提供 日清製粉株式会社
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